恐怖症について

 

パニック障害に併発する恐れのある病気に、恐怖症があります。

 

 

不安障害やパニック障害の適切な治療をせず、または放置により、
「恐怖症」を併発することもあります。

 

 

パニック障害の症状のなかでも、広場恐怖対人恐怖がありますが、
これも恐怖症の症状のひとつです。

 

 

恐怖症には、これら以外にも「暗所恐怖症」や、「男性恐怖症」
「閉所恐怖症」「高所恐怖症」など様々な症状があります。

 

 

恐怖症は、うつ病、パニック障害、アルコール依存症などと同様に、
心の病気のなかでは頻度が高いものです。

 

 

一生の内の、発症率は約10%前後とされていますが、年代および
性別で分類すると、恐怖症はすべての年代の女性において最も多く
見られる精神疾患であり、25 歳以上の男性においても、2 番目に
多く見られる精神疾患になります。

 

 

恐怖症の患者は、日常生活において恐怖の対象を避ける工夫をして
すごしていることが、不快感やめまい、吐き気といった症状に表れ
ます。

 

 

恐怖の対象となっているものは、実は自分自身の心のなかにある
なんらかの恐れが象徴化されたものであるといわれています。

 

 

恐怖の対象は多種多様です。

 

 

自然現象または、その類である雷、水、火、動物などや、何らかの状況、
例えば、エレベーターなどの狭い空間や広場、高所といった状況、
さらには、注射や血を見る事も、恐怖の対象になることがあります。

 

 

恐怖症の発症ピークは、自然現象または、その類に対する恐怖の場合は、
10歳未満の小児期にあることが多く、エレベーターなどの狭い空間や
広場に対する恐怖は20代にあることが多いといわれています。

 

 

恐怖症というのは、文字通り、恐怖の対象に接すると、強い不安、恐怖が
生じ、場合によっては、パニック発作が起きてしまう事もあります。

 

 

さらに一旦、強い恐怖を覚えてしまうと、患者本人はその恐怖対象を
出来るだけ避けるようになり、また恐怖の対象と遭遇する事態を予期し
考えただけでも、不安や恐怖が生じやすくなります。

 

 

ただし、生活において大きな障害とならない限りは、個人の個性として
尊重すべき弱点であるという考え方もあり、放置しておくうちに次第に
軽減したり、克服経験によって解消されることもあります。

 

 

しかし、症状が深刻化すれば、恐怖の対象と遭遇するのを恐れる余り、
自分ひとりでは外出もで出来なくなる……など、日常生活を営む上で、
深刻な不都合が生じてくるようになります。

 

 

日常生活や社会生活に影響するようになってくると、自然に治癒する
ことは難しくなりますので、治療が必要になります。

 

 

恐怖症の治療法としては、恐怖症の原因にもよるのですが、原因が
日常生活上、何の問題も生じなければ、治療の必要は無いと言われて
います。

 

 

例えば、恐怖症の原因が “ ヘビ ”などの動物だった場合には、
恐怖の対象物である “ ヘビ ”に近づかなければいいわけです。

 

 

都会で暮らしていた場合など、蛇には、めったにお目にかかる機会は
無いのが普通です。

 

 

こういう場合、恐怖症の治療は特に必要ないでしょうが、もしもテレビ
の画面に蛇が出たのを見ただけで、不安症状が出るようなら、やはり、
精神科受診が望ましいと言わざるを得ません。

 

 

恐怖症の治療は、恐怖の対象を避ける事が出来ない場合、実は、それに
慣れるしか無く、実はそれが治療のゴールになります。

 

 

一般的には、心理療法で恐怖症の克服に向かっていきますが、個人個人の
病状によっては薬物療法も必要になります。

 

 

気持ちの落ち込みが強い場合は抗うつ薬の服用、不安症状が強い場合は
抗不安薬といったように、治療薬は個々の状況に応じて選択されます。

 

 

恐怖症は適切に治療されないと、不安が増幅して症状は悪化しますので、
身近な人で、何かをどうしても避ける為、仕事などに支障を来たしている
ということに気付かれたら、是非、精神科(神経科)を受診されるように
促していただきたいと思います。

 

 

 

⇒併発することが多い症状

 

 

 

 

パニック症候群克服【がんばりすぎず、あきらめない】

 

 

管理人 難病@おやじ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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