“継続は力なり”という格言は有名ですが、
「何事も継続すれば成功につながる」
というのはちょっと違うという話…
“継続は力なり”
あまりにも有名な格言なので、
知らないとか聞いたことがないという人は、
ほとんどいないのではないかと思います。
また、私自身一番好きな言葉でもある。
なぜなら、自分自身が
“継続は力なり”
を体現したからに他ならない。
継続すると一言でいっても、
勉強やビジネスに限ったことではない。
達成したいと思っている目標のために、
継続して実行し続けることだ。
ところが、この「継続」というヤツが、
なかなかできないことが多い。
それはなぜか?
・・・
・・・
・・・
自分が思い描いている継続しようと
考えている期限(時間)内に思ったような
結果(成果)が出ない事だ。
具体的に私の例で話をしよう。
私がネットビジネスに参入したのは、
かれこれ十数年前になる。
最初は当然何もわからない状態だから、
いろんな情報を信じてやみくもに
行動をしてみた。
そしてある方法に出会う。
簡単に言えば、
「ネットビジネスで稼ぐ方法」
的な情報商品を購入したわけ。
そして、それを教科書として一心不乱に
実行し続けた。
商品名は忘れてしまったけど、
確か“無料ブログで稼ぐ方法”のような
内容だったことは覚えている。
当時は、無料ブログの操作方法すら知らず、
その商品のおかげでブログというものの
使い方を覚えることができた。
3か月ほど実践し続けたが、残念ながら
結果に結びつくことはなかった。
自分の中では、3ヶ月も頑張れば、
成果が出るはずと、勝手に期限を決めて
作業をしていた。
そして3ヶ月を過ぎても成果が出ないことで、
「本当にこの方法で成果が出るのだろうか?」
という疑心暗鬼に陥ることになった。
ネットビジネスを始めた人が、
挫折する原因の多くが、
「思ったような結果(成果)が出ない」
ということだろう。
そして、自分が描いていた期間内に、
希望していた金額が稼げない。
そうなると、
「このまま続けていて大丈夫なのか?」
という不安が襲ってくる。
もしかしたら間違った方向に努力して、
成果が上がらないことをしていないか?
そんな真っ暗なトンネルに入り込み、
出口の明かりが見えない。
こういう状況に陥ると、
モチベーションが下がる一方である。
副業でネットビジネスを選んだとしても、
ビジネスと名がつく以上は収益を得る
ということが大前提のはず。
さて、
多くのネットビジネス参入者が、
この時点で撤退していきます。
ネットビジネス自体を始めるには、
イニシャルコストがほとんどかからない。
そんな手軽さもあって参入者は、
後を絶たないのです。
リアルに店舗を構えるような、
イニシャルコスト数千万円かかるような
ビジネスだったらどうでしょうか?
誰でも安易に参入しないはずです。
副業でネットビジネスでもやって、
少し収入(小遣い)を増やそうかな!
という程度の意識だと、
大きく稼ぐのは無理だと感じます。
また、現在の年収で特に不自由なく
生活出来ている人や老後もほぼ安泰
という場合は、稼ぐ必要がないので、
緊張感が違います。
つまり・・・
覚悟を持つ必要のない人は、
稼げない場合が多いということ。
すべての人がそうとは言いませんが、
どん底から這い上がる必要性があるほうが、
覚悟が違うのはあたりまえです。
さて、
何だか精神論的な話になりましたが、
ネットビジネスで成果を上げるためには、
2つの要素が必要です。
1つは、
今行っているビジネスモデルが、
正しいとしたら、続けることです。
多くの脱落者は、あと1歩進めば
成果が出たかもしれないのです。
他の人が成果を出しているとしたら、
あと数か月…いやもしかしたら数日
続けていればあなたにも成果が出る
可能性があったということ。
でも悲しいかな、辞めてしまう。
成果が出る人と出ない人の違いは、
成果が出るまで続けられるかどうか
にかかっているといってもいいでしょう。
私が体現した、
“継続は力なり”
というのは、そういうことです。
2つ目は、
今行っているビジネスモデルが、
稼げない方法だった場合です。
この場合は、毎日懸命に努力しても
報われることがありません。
毎日時間を惜しんで、記事更新し、
本業があるのに睡眠時間を削って、
必死に作業をしても、
そもそも根幹のビジネスモデル自体を
間違って選択しているとしたら、
それはすべて徒労になります。
この先どれだけ努力しても、
資産になることはありえないということ。
実は、この2つ目の場合が一番キツイ。
そしてどの時点で見極めるのかが難しく、
精神的にも辛いのです。
最後に、何度も言いますが、
巷でよく目する
「1日数分の作業で100万円」
とか、
「始めたその日から数十万稼げる」
などという、詐欺まがいの方法については、
論外です。
稼げるビジネスモデルを見分ける方法
については、今後の記事で詳しく
書かせていただきます。
ありがとうございました。