私はアラ還ですが周りにいる同年代から
「お前は変わっている」
とか
「お前は普通じゃない」
とよく言われます。
「お前は変わり者だ」
とか
「考え方が普通ではない…」
などと言われることが多いですが、
それはありがたいことだと
思っています。
そもそも“普通”とは何か？
世間一般的とは何か？
そう考えることがあります。
変わり者だとか普通ではない
と私に言う人たちはたぶん
自分の経験とか
親から刷り込まれた常識を
あたりまえと思っているのでしょう。
昔の話になりますけど、
私が結婚した当時の話です。
当時といってももう30年以上前の
話になります。
そのころの結婚というのは、
当人同士というよりも家と家が
婚姻を結ぶような時代でした。
今では死語のような“仲人”なる人も
それなりに立派？と言われる人を
選ばれたものです。
私の仲人になってもらった人は
親戚の叔父さんで世間的には
俗にいう“偉い人”的な人でした。
私と妻のことなど何も知らないのに
親が勝手に決めた人でした。
要は、“世間体”的にふさわしいと
判断したのは明白でした。
私としてはどうでもよかったので、
まあ、好きなようにすればいい…
くらいの感覚でした。
結婚式前にその仲人の叔父さんから、
二人の馴れ初めや好きな食べ物や
趣味などを教えて欲しいので
書いてほしいと言われました。
私は、
１６歳からずっとバイクが好きで
趣味としての話を書きました。
そしていざ結婚式の当日。
仲人の叔父さんが読み上げた内容に
驚きました。
私に書けと言ったバイクの話などは、
すべて削除されて当たり障りのない
“世間体”を意識したつまらない
内容でした。
それを聞いて、
「ああ～そういうことか…」
と納得はしないまでも
しかたがないと諦めた覚えがあります。
たまたま私の結婚時の話をしましたが、
普通とか世間一般というのは
そういうことだと認識しました。
当時はとても腹が立って
その叔父さんが大嫌いになった。
今、アラ還という年齢になって
思うのは、そういう人間には
なりたくないと感じます。
普通とか世間一般的というのは、
当たり障りが無いことですが、
逆に言えば、
何事も一般大衆と迎合することです。
それってどんな意味があるのか？
自分なりに思うのは、
自分の考えや自分の意志はなく
その他大勢と同じということに
安心しているだけじゃないかと…
世間一般的に言えば、
「仕事とは汗水たらして働くこと」
という常識にも通ずるように感じる。
私はこの歳で、ネットビジネスを
生業としているので同年代からは
「何をして生活をしているのか？」
とよく聞かれます。
ほとんどの人は話しても理解できず
面倒くさいので、隠居している
と答えています。
一般大衆と言われる人の多くは、
人と同じことをしたり考えたりして
変わることを嫌います。
そして新しい事を学ぶことにも
拒否反応を示します。
なのに
生活が苦しい、お金が欲しいと
嘆くばかりです。
人がしないこと、面倒な事そして
やりたくないことの中には本当の
ビジネスチャンスが隠れています。
同じ仕事内容を今までと同じように
ただ継続するだけで給料が貰える
という時代は終わりました。
それなのに変わろうとしない。
でも給料が増えて欲しい…
若者でさえこういう思考の人が
いるのに驚きです。
多分、親がそうなのでしょう。
日本は間違いなく定収入世帯が増え
貧困層が増えることでしょう。
みんなと同じ、普通というのは、
みんなで一緒に落ちていくことです。
おなたはどう考えていますか？
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
