あなたは生命保険や損害保険の加入を
どういう経緯で決めましたか?
親とか知人の勧めではないですか?
私が一番最初に保険に入ったのは
生命保険でした。
まだ20代になったばかりだったと
記憶しています。
確か友人が保険会社に就職して、
その友人の勧めで加入しました。
それ以前に親が私の生命保険に
加入していたようでした。
また、私が就職した企業へ
保険の勧誘員が来社して加入した
保険もありました。
その他、
子供ができたら「学資保険」だの
妻は妻でいくつかの保険に入って
毎月の支払が大変でした。
生命保険や学資保険は掛け捨てでは
ないタイプもあり、経過した年数や
子供の入学時などに下りるという
保険もありました。
当時は、保険に関する知識というのが
まったくありませんでした。
言葉は悪いですが、
「言われるがまま」
加入していたものです。
まだ若かったこともあって、
取り敢えず入らないよりは
入っておいた方がいいだろう…
そんな安易な考えだったと思います。
どんな保険に入るのかを
検討したり調べたりすることなく
親の入った保険を引き継いだり
知人の勧める保険に何の疑いもなく
加入していました。
車の任意保険についても
社会人になって最初に買った車の
カーショップであたりまえのように
言われるがままで加入しました。
でも何の不満も疑問もなく
“そんなものなんだろう”
的な意識しかありませんでした。
また、不満や疑問が生じたとしても
友人や何某らしがらみがある場合が
多いので、
「保険をやめたい」
とか
「他の保険と比較してみたい」
といったことを伝えるというのは
とても言いにくいものです。
そういう意味では、
保険に加入する場合は赤の他人
のほうがいいのだろうと思います。
私の場合、有る時期自営業を営み
倒産寸前の状態になった事から
保険料を払えなくなりました。
その時は友人を通じて加入したり
知人を介して加入したいわゆる
しがらみの契約だったのですが
解約することができました。
こういう理由でもなければ、
なかなか解約するというのは
できなかっただろうと思います。
特別なしがらみがなくても
長年加入している保険会社は、
定期的に新しい提案をしてきます。
「今の時代に合わないから」
「こちらのタイプがいいですよ」
といった保険内容の見直しや変更を
勧めてくることはないですか?
前回の記事
の記事で、
「契約をやめる」
と言った時に、担当者は、
新しい商品を勧めてきました。
新しい商品というのは旧商品と
比較すると、補償内容が良くなり
ややもするとうっかり契約を
してしまいそうになります。
これは損害保険に限ったことでは
ありません。
生命保険も同様です。
保険会社は、継続させることが
一番の命題なのです。
契約さえしてしまえば、
私のように支払いが出来ない
という場合以外はよっぽどの事が
ない限り続けるからでしょう。
ビジネスモデルとしては、
とてもよく考えられていると
感心します。
不安とか恐怖という人間の心理を
うまく突いていると思います。
私は、生命保険や損害保険を
否定しているわけではありません。
一人ひとり必要な保険に加入する
というのは大切なことです。
中にはとてもいい商品もあります。
考えるべきなのは、
その保険内容が私やあなたの現状に
本当に必要な内容なのか?
という見極めです。
毎月支払う保険料の金額もですが、
保障内容がどこまで必要なのか?
そういったことをすべて考えて
見直してみるというのは無駄では
ありません。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。