ドジャース大谷翔平選手の元通訳による
違法スポーツ賭博への数億円に上る送金等
のニュースを見て思い出すのは…
ドジャース大谷翔平選手の会見を
今朝見たところです。
まだ捜査中ということもあって
確信に迫る部分についての話は
聞くことができなかった。
大谷翔平選手が関わっていない事を
祈るだけである。
さて、
渦中の人物、大谷翔平選手の元通訳
水原一平氏の今回の騒動を聞いて
思う事というか思い出したことが
あります。
かれこれ10年以上前のことですが、
私も大きな損失を出したことがあります。
といっても「賭博」ではありません。
それは、
今でも多くの人がやっている投資?
FX(外国為替証拠金取引)です。
今もある意味ブームかもしれませんが
当時も人気がありました。
現在はレバレッジの制限などもあって
ある程度のリスクヘッジがなされて
いるようです。
私が行っていた当時は、
100倍というレバレッジが当たり前で
勝てれば大きく稼げましたが、逆の場合
とんでもない大きな損失でした。
上り調子の相場で調子に乗って買い増し
し続けて有頂天になっていました。
ところがある日を境に急落相場に!
含み益はみるみるうちに減っていく
ならばまだしもお構いなしに下がり続け
ついに追証(追加証拠金)まで必要に
なる始末。
そこで手じまいしておけばよかったのに、
「ここを乗り切れば必ず上がるはずだ!」
などという全く根拠のない願望を持って
追証し続けたのです。
結果相場が持ち直すことはなく追証も
自分の出せる限界を超えました。
どうなったかわかりますよね。
元本すべてを失いました。
その時間はものの12時間ほどの間です。
金額にして4~500万円です。
当時自分の年収が600万円程度だった
ことを考えると、私にとっては
とんでもない金額でした。
暫くはショックが大きくて
立ち直れませんでした。
ショックだけならまだしも、
投入していたお金は余剰資金ではなく
追証には生活費の一部まで使うという
とんでもないアホでした。
今だからわかるのですが、原因は
価格変動リスク時の損切ルールを
守らなかったことです。
損失がルールを上回っているのに
追証し続けて何とか取り戻そうと
必死になって逆に走ったからです。
今回の大谷翔平選手の元通訳水原氏の
違法スポーツ賭博の損失補填目的の
送金というニュースを見て、
私のFXトレード失敗の苦い経験を
思い出してしまいました。
FXも投資とは言うものの株式投資
よりも “投機” に近い性質です。
それ以来、損失の可能性がある
投機的な商品には手をださなくなり
収益を得るもののみをビジネスと
するようになりました。
とはいえ、
とても高い勉強代を払いました。
カジノやスポーツベットだけでなく
パチンコやパチスロはもちろん
日本では合法的賭博とされている
競馬、競輪、競艇などについても
ギャンブルです。
ギャンブル依存症になり、
損失を取り返そうとする精神状態は、
大谷翔平選手の元通訳水原氏に限った
ことではない他人事ではないと感じます。
教訓:損失の出る可能性のあるものに
手を出さない事
これに尽きます。
あなたはどう思いますか?
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。