世間一般、他の人がやらないことを、
実行に移すというのは勇気がいります。
道のない道を進む意義について…
新しいことに挑戦する!
とてもポジティブで
かっこよく聞こえる言葉です。
これはビジネスに限ったことでなく、
全ての行動に当てはまるでしょう。
スポーツ選手や様々な研究者はもとより
年齢に関係なく社会全般全てにおいて
必要なことと感じます。
さて、
私の場合は、ビジネスに焦点を当てて
お話させていただきます。
私が、
以前コンビニを経営していたことは、
プロフィールでもお話したかと思います。
今からもう25年ほど前のことです。
当時は、今ほど店舗が溢れてはおらず、
コンビニ黎明期とは言わないまでも、
それほど店舗は多くなかった。
自宅については、
北陸のいわば“田舎”だったこともあり
近所では噂になっていたらしい。
特に業種店と呼ばれる、
酒屋、魚屋、やおや、肉屋、履物屋
という業態がまだ生きていた時代。
そんな店主たちからは、
“そんなわけのわからないものを!”
“何を考えているんだ!”
“上手くいくはずがない”
“恐ろしい、失敗するぞ”
“若造が!商売をなめている”
といった誹謗中傷の嵐だった。
今なら、この人たちの気持ちは、
わからないでもない。
先ほど言った
酒屋、魚屋、やおや、肉屋、履物屋
といった近所の業種店は、
営業していたとはいえ、
コンビニをはじめとする新業態に、
お客さんを奪われつつあったからだ。
経営的には、曲がり角にきており、
みんな戦々恐々としていたのだ。
そんな中、ちょうど勢力拡大中の
新しい業態であるコンビニを始める
という私に、やっかみ半分の気持ちで
あったことは間違いないだろう。
自分の場合は、
自宅近辺で店舗を構えたわけではなく、
近所に迷惑をかけたわけでもない。
それでも、町内会の会合などでは、
興味本位なのか、いろいろ言われた。
一般大衆(とあえて言わせていただく)
は、自分のできないことや経験のない
新しいことに対して
やらない(できない)ことを批判
することで自分を正当化するのだ。
今までの自分が正しいと思いたい。
だから人に成功してほしくない。
そういう村八分的な了見が狭い人が
多いように見受けられる。
人間だれしも、
「人の失敗を心で願いほくそ笑む」
といった醜い気持ちはあるものだ。
「他人の不幸は蜜の味」
などという言葉もあるくらいですから…
だけど、
そいいう人は絶対に成功者になれない。
批判をしたりできない理由は話すが、
どうすればできるかという視点が
欠落しているからである。
町内会の会合というとても狭い、
たかだか数十人の人間観察をすると、
いかにそういう輩が多いかがわかる。
よくいう、
「重箱の隅を楊枝でほじくる」
的な意見を言う人が本当に多い。
本質とはかけ離れた、どうでもいい
言わば自分アピールにもなっていない
非建設的な空間だ。
一般大衆というのは、
そういうものだという認識が強まった。
だから
“一般大衆”から抜け出せない”
のである。
町内会ごときの話はこのくらいにして、
本質の話に戻します。
私は、結果コンビニを13年程度
経営しましたが撤退したことは
以下でも書かせていただきました。
今のまま世の中は続きませんよ!