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依存することについて…私の経験談

依存という言葉を聞いて

どんな印象を持たれるでしょうか?

 

私は、60年あまり生きてきて、
依存について思うことをお話します。

 

 

 

 

 

 

 

私は、プロフィールにも書きましたが、
サラリーマンを経て、自営(コンビニ経営)を
10年以上経験しました。

 

 

依存という言葉を、ネットで検索してみると、

 

“他人や組織、モノに愛情や支持、保護、援助を求め、
それがなくては生きていけない状態であり、
行為や思考のコントロール障害”

 

 

 

と書かれてある一文を見付けました。

 

 

 

私自身の人生を振り返ってみると、
「依存」しまくりの人生だったと思います。

 

社会人となるまでは、親に依存していました。

 

 

親にお金を出してもらうのはあたりまえ、
という気持ちが、無意識の中でありました。

 

 

そのくせ感謝するという気持ちもなく、
当然のように文句ばっかり言っている
どうしようもない人間でした。

 

 

小中高と学校に通わせてもらっていたのも、
当然という気持ちしかなく、

 

感謝どころか、裕福な家庭の同級生を羨み、
自分の親を軽蔑さえしていた時期もありました。

 

 

 

そんな気持ちで通っている学校というのは、
全く主体性がないので、楽しくなかった。

 

 

親に依存しているだけでなく、学校そのもにも、
依存し、友達関係にすら依存していたと、
今になって思います。

 

 

つまり、すべてにおいて自分自身という根っこ、
即ち意思や思考がありませんでした。

 

 

ですから、高校を卒業して社会人となっても、
意思のはっきりしない、どくでもない大人に
なっていました。

 

 

そんな私でも、何とか生きてこれたのは、
運よく景気が上向きの時代だったからでしょう。

 

 

しょーもない理由で、いくつもの会社を辞めて、
転々と就職を繰り返せたのも、そんな時代だった
からこその恩恵?なのかもしれません。

 

 

それから、35歳ころになってあるきっかけがあり、
コンビニ経営を始めたわけです。

 

 

今から思えば、

 

「よくそんなことをやったものだ」

 

と思えるのですが、深い考えもなく始めたので、
サラリーマン根性丸出しの経営者でした。

 

 

 

依存があたりまえに身についていた私は、
コンビニ経営を始めても、なかなか依存体質から
抜け出せないでいました。

 

 

フランチャイズシステムというある意味
本部に依存できるシステムもそれを助長したのかも
しれません。

 

 

コンビニエンスストアという店舗を持ったことで、
根拠のない「依存」がありました。

 

 

「店舗さえ営業していれば何とかなる!」

 

という依存心でした。

 

 

中身は全くの空っぽのくせに、

「一国一城の経営者」などと勘違いしてました。

 

そしてもっと悪かったのは、
オープンして2年目に法人化したことです。

 

 

当時有限会社でしたが、法人の代表取締役社長
という肩書が、さらに「依存症バカ」を助長し、
付ける薬もないほどでした。

 

 

法人化後の数年は「飛ぶ鳥を落とす勢い」
とまでは言いませんが、俗にいう右肩上がりで、
まるで自分の力のように錯覚していました。

 

 

ところが、まるで天狗の鼻をへし折られるが如く、
競合店がひしめき合う状態を迎え、急転直下の
売り上げダウン~経営危機を迎えます。

 

 

そうなっても、依存心まんまんの私はと言えば、
経営が立ち行かなくなると本部に依存して、
借金をし続けました。

 

そんなことを続けていた私の根底にあったのは、

 

 

“いつかまた売り上げは戻ってくる”

 

という全く根拠も展望もない夢のような希望。

 

 

 

今から思えば、「バカ」としか言いようのない、
本物の「アホ」です。

 

 

そんな状態の中で、生死をさまよう病気になったり、
いろんなことがありました。

 

 

⇒詳細はプロフィールをご覧ください。

 

 

 

さて、私の情けない「依存バカ」の話をしましたが、
つまり私は、コンビニのみに依存していました。

 

 

冒頭に依存とは、

 

「他人や組織、モノに愛情や支持、保護、援助を求め、
それがなくては生きていけない状態であり、
行為や思考のコントロール障害」

 

だと言いました。

 

 

サラリーマンを辞めてまで、
自分で立ち上げた(と思っている)
コンビニエンスストアに依存していたわけです。

 

 

借入した金額の多さも手伝って、
なかなか辞めるという選択ができなかった。

 

 

それでも、当時もっと冷静に考えれば、
返済原資も出てこないコンビニを続けるという行為を、
早く辞めるという決断ができたはず。

 

 

結果的には、廃業が遅きに失したのだった。

 

 

コンビニ廃業後は、地獄が待ち受けていました。

 

 

借金返済の催促が、押し寄せる毎日。

 

 

チェーン本部も例外ではなく、
銀行などの金融機関同様に怒涛の催促!

 

 

担保に入れていた土地・家屋を手放せ!
とまで追い込まれた私でした。

 

 

でも、この時点でやっと私は

「依存すること」から、
抜け出すことになったのです。

 

 

正直に言えば、もう誰にも「依存」できなくなり、
自分で何とかするしか道がなくなったのです。

 

 

人間は、本当にどうしようもない崖っぷちに
立たされるとか尻に火が付く状態になって初めて、
自分でものを考えるのかもしれません。

 

 

私の場合は、この出来事が良くも悪くもきっかけとなり、
依存体質から抜け出しました。

 

 

今、コロナ禍で「辞めたくてもやめれない」
という店舗や企業は多いと思います。

 

 

でも続けることが本当に正しいことなのか?
ということを考えてみて欲しいと思います。

 

 

自分の判断は、単なる「依存」ではないのか?

 

 

経営者の方は、一度よく考えてみてください。

 

長くなりましたが、
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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