人生後半のマニュアルを作り直すことにしました。

マニュアルは、誰にでもできるように作られた
言わば、「指南書」ですが、マニュアルに依存すると、
考える力が衰退していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりの投稿です。

 

 

さて、私が以前コンビニを経営していた
という話は、このブログでもお話しました。

 

 

コンビニ大手チェーンになると、
様々な業務がほとんどマニュアル化されてます。

 

 

コンビニ経営者とはいえ、
経営者自身もマニュアルがあるおかげで、
ド素人でも経営らしき?ことができます。

 

 

マニュアルは、全く何も知らない新人に、
効率よく作業や手順を教える場合に、
とても効果を発揮します。

 

 

一方、マニュアル通りに進めていけば、
何でもある程度までできてしまうので、
自分の能力だと勘違いすることもあります。

 

 

それは、マニュアルに無い想定外の事態が、
起きた時にわかります。

 

 

また、マニュアルにはない答えや考えを、
導き出す必要に迫られた時もそうです。

 

 

全国チェーンの飲食店をはじめ、様々な業態が、
全国展開していますが、それぞれにマニュアルが
存在します。

 

 

マニュアルが整いすぎているあまり、
今の若者には、「マニュアル」がないと
動いたり考えたりできない子が多いと感じます。

 

 

若者と言いましたが、実は中高年にもいます。

 

 

教える側も、マニュアルが無ければ教えることが
できないという悪循環があります。

 

 

企業として効率よく人的資源を活用する
という意味では、マニュアルはとても効果を
発揮しているのは事実でしょう。

 

 

私が問題だと感じるのは、
会社の一員という歯車ではなく、「個人」
としての能力についてです。

 

 

 

なぜそう思うのか?

 

 

 

それは、自分自身がサラリーマンを経て、
大手コンビニチェーンを経験したからこそ、
分かったことでもあります。

 

コンビニ経営などと聞けばいかにも耳障りの良い
経営者?的な印象を持ちませんか?

 

 

でも、実際はコンビニ経営をしているオーナーも、
大手コンビニチェーンのマニュアルに乗っ取って
業務をこなす子会社の社員みたいなものです。

 

 

自分の店舗でありながら、自分の想いや考えを、
実行に移せるかと言うと、がんじがらめになった
マニュアルによってできないことがほとんど。

 

 

一例を上げれば、昨今いろんなメディアで、
話題にもなった「24時間営業の決定権」が、
チェーン本部にあったという話です。

 

 

コンビニは、一度店舗をオープンしたら最後、
親が死のうが家族がどうあれ、閉店するまでは、
店を開け続けなければならなかったのです。

 

 

そういう契約だったのです。

 

 

24時間営業は、ほんの一例ですが、
すべてにおいて自分に決定権は無かったのです。

 

 

これがコンビニを経営しているオーナーが、
子会社の出向社員と同じという所以です。

 

 

そういうオーナーが新しいアルバイトやパートに
マニュアル通りの教育をするわけです。

 

 

オーナー自身が、マニュアル病?ですから、
以下スタッフも感染していくわけ・・・

 

 

自分で考えたり、決定したり出来ないオーナーが、
自分で考えて行動するスタッフを育てることは、
とても難しいと思います。

 

 

もちろん全てのコンビニオーナーやスタッフが、
そうだと言っているわけではありません。

 

 

また、マニュアルというもの自体を否定している
ということでもありません。

 

 

マニュアルは、最大公約数的に誰もが同じように
作業できるように綿密に考えられたものです。

 

 

なので、マニュアルがあるのならそれを熟読し、
完全に自分の中で消化するくらいに理解する
ことが必要です。

 

 

問題は、この後です。

 

 

 

 

 

 

 

 

マニュアル通りに作業を進めていくことで、
日々まわりの人たちと「遜色なく」物事を
こなしていくことができるでしょう。

 

 

マニュアルを完全に自分の身体の一部のように、
マスターした後には、2種類のパターンが
存在します。

 

 

1つ目は、何よりもマニュアルを徹底的に実行し、
マニュアルによるマニュアルのためのマニュアル
を信じて突き進むタイプ。

 

 

 

2つ目は、マニュアルは同じようにマスターしたが、
もしかしたらもっといい方法があるかも?または、
自分ならこうしてみたいと思うタイプ。

 

 

どちらがいいとか悪いという話ではないです。

 

 

サラリーマンとして会社の中で生きて行くなら、
1つ目のパターンがいいかもしれません。

 

 

サラリーマンを否定するつもりはさらさらなく、
逆に安定を求めるなら、おすすめするくらいです。

 

 

私には息子2人いますが、勧めています(笑)

 

 

2つ目のタイプは、自営、起業するタイプです。

 

 

型にハマるのを嫌うと言えば聞こえはいいですが、
自分の思い通りに行動したいタイプと言えます。

 

 

悲しいかな、私はこのタイプらしい。

 

 

このタイプのメリットは、
イヤな人とはかかわらないのでストレスが少ない。

 

 

デメリットは、
全てが自分の責任なので、報酬金額については、
人によって雲泥の差になること。

 

もっと言えば、成功するか、失敗するかという
ストレスは、あるかもしれない。

 

 

あなたが今どちらのタイプで生きているのか?

 

また、今後どちらのタイプになって生きたいのか?

 

 

 

については、個人の自由です。

 

 

 

親というのは、

 

「子供には自分のような苦労をさせたくない」

 

と思ってしまいがちですが、

それも子供たちの人生なので彼らの自由です。

 

 

 

私たちが、わが子や他の人に与えている影響は、
自分の経験したことのみでしかありません。

 

 

その経験が自分の人生における「マニュアル」
だとすれば、その「マニュアル」をあたかも
あたりまえに押し付けてはいないでしょうか?

 

 

自分の時代にあたりまえだったこと・・・

 

・高校くらいは出ておかないと…

 

・大学を出て、そこそこの企業に就職…

 

・長く会社に勤めることこそ大切だ…

 

・公務員になれば一生安泰だ…

 

・退職金と年金で老後は心配ない…

 

…etc

 

 

 

 

こういうことが、現代ではもう化石のような
そして有り得ないことと、頭ではわかっている。

 

 

それでも、自分のマニュアルに無いことは、
教えることができないので、知らないうちに
そして無意識に自分の人生のマニュアルを、
あたかもあたりまえのように押し付けている。

 

 

振り返ると、私自身がそうでした。

 

 

もう一度言います。

 

 

自分の人生のマニュアルは、
自分が経験したことのみで出来ている。

 

 

このことに気づいた私は、
アラ還以降、人生後半のマニュアルを
作り変えることにしました。

 

 

 

今更この歳になってとんでもない!

 

 

そう思われるかもしれません。

 

 

もう年金生活だから、どうでもいい!

 

 

 

それも一つの生き方なので否定するつもりは
ありません。

 

 

 

最後に1つだけ。

 

 

私は、死ぬ直前までできるだけ人生を
楽しく生きていたい。

 

 

それだけなんです。

 

 

あなたは、どう思いますか?

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

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