月額30万円の正社員になることもできたのに、
どうして断ってしまったのかをお話します。
親戚、縁者、知人、友人すべてから借金を断られ、
自己破産すべきと言われた私がとった行動は、
以下のページでお話させていただきました。
さて、借金返済についてはとりあえず1年間の
猶予が与えられたので気分的に少し楽になりました。
問題は、生活費などをどうやって稼ぐのか?です。
前回にお話したように、正社員として月額30万円
という条件の仕事を断ったばかりです。
当時アラフィフだったことを考えると、
とてもいい条件だったと思います。
まず年齢的にどこも雇ってくれないでしょう。
何を考えてるんだ!バカじゃないのか?
と思われる方も多いでしょう。
その後、私が仕事として選んだのは、
正社員ではなくアルバイトでした。
それも早朝の3~4時間だけ勤務するという
限られた時間だけを働くスタイルです。
たまたま求人で見つけた早朝5時くらいからの
大手宅配便での勤務でした。
作業は、倉庫内での荷物の仕分けとトラックへの
積み込みという難しくはない内容です。
時給は1000円程度です。
1日4時間働いて4000円、週6日働いて24000円、
月額にして10万円弱でしょうか。
それなら月額30万円の正社員のほうがいいだろう!
そう思われるのは当然かもしれません。
でも、私が1日3~4時間の勤務にこだわったのには、
理由がありました。
先程も言いましたが、借入金返済の猶予は1年です。
つまり、1年後には月額数十万の返済が再開となり
月額30万円の正社員の給料でも全く足りないことが
わかっていました。
サラリーマンの給料が30万~1年後に50万とか
急激に上がることは、歩合制のセールスマン以外
まずありえないことです。
それでも1年後の私には、最低でも片手(50万)
以上の収入がないと生活もできなくなることが、
確実にわかっていました。
だから月額30万円の正社員の話を断ったのです。
じゃあなぜ、1日3~4時間のアルバイトなのか?
それは、その当時ネットオークションをしていた
という話は、プロフィールでも書いたとおりです。
ネットオークションは、コンビニをやりながら
1年間ほど続けましたが、出品する品物が底をつき
次の一手を考えていました。
手元には資金もなくあるのはパソコンくらい。
ましてや、パソコンについて精通している訳でもなく、
文字入力も人差し指1本でやっとできる程度でした。
それでも元手がほとんどかからないという理由で、
ネットビジネスを始めることにしたのです。
ちょうど1日3~4時間のアルバイトを始めた前後、
ネットビジネスで月に数千円程度の報酬が上がり
少し光が見えかかった頃でした。
1年後に50万円以上の報酬を得る方法は、
ネットビジネスに賭けるしかなかったのです。
これでダメだったら「バンザイ」しよう!
それくらいの決意で正社員を断ってアルバイトを
始めたわけです。
だから1日3~4時間のアルバイト以外の時間を、
ネットビジネスに費やすことにしたわけです。
でも、全くの素人同然の私が簡単に稼げるはずはなく、
1年間はあっという間に過ぎました。
約束の1年間でもあり、決意をした1年間でしたが、
思い通りの報酬には程遠い金額でした。
それでも月ごとに報酬金額が上がり続けており、
間違いなく自分の希望する報酬額になることを
確信するようになりました。
結局、返済猶予期限内には目標達成出来なかったので、
再度金融機関へ行って、返済金額の交渉です。
2度目なので、とてもイヤな態度をされましたし、
決定にも時間がかかり、条件も出されました。
ただ、この頃には
「頭を下げてなんとかなるなら、
何度でも頭くらい下げてもいいや」
という気持ちになっていました。
また、いやみを言われたり、バカにされたり、
上から目線の物言いをされることがほとんどでした。
金融機関で担当者に頭を下げるたびに、
「今に見ていろ、耳をそろえてたたき返してやる」
という気持ちになりました。
その思いが、原動力の1つにもなって、
続けることができたのだと思います。
翌年には、何とか返済をしていけるメドが立って、
報酬も少しづつ上がり続けました。
この時に、
「月額30万円の正社員にならなくて良かった」
と心から思いました。
私がやっているネットビジネスの詳細などは、
また別ページでお話させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。