還暦を過ぎると残された人生の時間が
とても少ないことを実感します。
その上でどう稼ぎ生きるかについて…
最近比較的若い人のいわゆる
“稼ぐ方法”
を目にします。
若い頃は、
“たくさんのお金を稼ぎたい”
という気持ちがありました。
まあ、私の場合は
「必要に迫られて」
というほうが正解かもしれません。
プロフを見ていただければ、
何故稼ぐ必要があったのか…
については書いてあります。
さて、
若い人の稼ぐ方法と言いましたが、
稼ぐ方法に若いも老いも関係ありません。
ただ、若い人のサイトやSNSなどは、
とてもギラギラしている感がある。
私の息子もそうですが、
大金があったらどうする?
と聞いたことがありますが、
長男は
「高級車を買いたい」
と言ってました。
確かにスーパーカーと言われるような
数千万円するような高級車に乗る
若者もいますからね。
気持ちはわかります。
私は、と言えば今そういった物欲は
ほとんどありません。
いい家に住んで高級車を乗り回し
美味しいものを腹いっぱい食べる。
いつの頃からかそういう欲望が
なくなってしまいました。
最近考えるのは、残りの人生。
長生きしたとしてもあと20年ほどか…
健康寿命ならもっと少ないかも。
そうなってくると若いころのように
大金を稼いでもしかたがない。
そう思うようになってきた。
そこそこ普通の生活が出来れば良い。
ただし年金生活だけでは、
いわゆる「普通」というのは難しい。
ひとことで「普通」と言っても
定義が難しいように感じます。
私の考える普通とは、
ある程度のゆとりある生活です。
そうなるとあと20年生きるとしても
いくばくかのお金は必要。
そのいくばくかのお金を稼げる程度の
仕事をして収入を得るというのが、
今後の計画です。
子供や孫に遺産を残そうなどとは、
全く思っていませんので、
無理なくのんびりと過ごしたいと。
まさに“老人”の考えです。
冒頭に
“若い人の稼ぎ方”を見ている。
と言いましたが、
これは、時代の変化やスピードを
いち早くキャッチしているのが若者で、
稼ぎ方についても対応している。
学ぶべきところが多いです。
特にSNSの使い方などは秀逸です。
これを手撒いて学ばない手はありません。
冒頭にも書いた
「稼ぐ方法に若いも老いも関係ない」
というのはそういう意味です。
若者から学ぶのはちょっと…
そういうおかしなプライドなんかは、
無意味です。
サラリーマンで上司が年下
なんてことはザラになった昨今。
へんなところにこだわっている中高年は
会社内でもいるはずです。
若者だろうが年寄りだろうが、
吸収できるところがあれば躊躇なく
どこからでも学び取り入れます。
私は10年以上ネットビジネスで
生計を立てていますが、なぜ若者に
着眼したのか?
それは、あと10年か20年か
わかりませんが今のままだと必ず
ジリ貧になる予想がついたからです。
というより
ネット環境の凄まじい変化に対応し
稼ぎ続けるには、学び続けることと
自分も変化し続けることが必要だから。
でも自分自身10年間ネットビジネスを
生業としてきた経験や自負もあるので、
新しい学びも参考にしながら、
自分に無理のない方法で取り入れる
というスタンスです。
中高年には中高年なりの稼ぎ方が、
あると考えるからです。
SNSと聞くと、
“年寄りにはハードルが高い”
と感じる方も少なくないでしょう。
でもそれは、若者と全く同じような
発信や使い方をしようとするからです。
ネットビジネスと聞いて、若者や一部の
ネットリテラシーの高い人にしかできない…
自分には無理だと思っている人。
そんな人にしかできないと思い込んで、
見ようともしない人があまりにも多い。
そしてそんな人に限って巷で流行る
仮想通貨、株、FX等々・・・
即効性がありそうなものに手を出し
大やけどをする人が少なくない。
実は若いころ、
私も大やけどを負った一人です(笑)
さきほど
「若者から学ぶ」と言いましたが
正直言うとこの歳になるとけっこう
ついていけない部分もあります。
でも、同じスピードでなければ、
ゆっくりと理解すればいいだけのこと。
たとえて言えば、
ジョギングする若者に無理して追随せず
自分のペースでウォーキングする。
そんな感じでしょうか?
少し遅れるかもしれませんが、
同じゴールを目指す。
自分のペースでウォーキングをすると
ハイスピードでジョギングする若者には
見えなかった景色を見ることもあります。
中高年には中高年なりのペースがあり
それなりの“気づき”もあるのです。
私は、遺産を残そうとは思わないと
先程書きましたが、
稼ぐための方法は、残していくつもりです。
家族である子供や孫が生活に困ったら
自分で稼ぐ力を身に着けるためです。
今後は自分自身もある程度稼ぎますが、
「自分ひとりで稼ぐ方法」を残し
遺産代わりにと考えています。
もしかしたら皆さんにも
公開する日がくるかもしれません。
楽しみにしていてください。
長くなりましたが、
最後までお読みいただき
ありがとうございました。